2年ぶり日本一ホークスが着手した戦力整理…松坂退団、大隣に戦力外通告

2010年ドラ1斐紹は新天地へ、助っ人ジェンセンはわずか1本塁打で退団

◯斐紹(楽天・西田とトレード)
 プロ7年目。通算37試合に出場し、48打数12安打0本塁打1打点、打率.250。2010年ドラフト1位で習志野高からソフトバンクへ。昨季は開幕スタメンに名を連ねたが、直後に負傷して離脱。正捕手候補として期待されながらも、今季は同期入団の育成出身・甲斐の台頭もあって、1軍の座を掴むことはできなかった。まだ25歳と若く、バッティング面では高い能力を持っており、新天地で花開かせることに期待したい。

◯鶴岡慎也(FA権を行使し、退団)
 プロ15年目。1053試合に出場し、2376打数567安打17本塁打239打点、打率.239。鹿児島の樟南高から三菱重工横浜硬式野球クラブを経て、2002年ドラフト8位で日本ハムに入団。2013年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍した。移籍1年目は先発マスクを被ることも多かったが、徐々に先発機会は減少。今季も高谷、甲斐に続く3番手捕手の位置付けで、プロデビューを果たした2005年以来最少の29試合出場に終わった。より多くの出場機会を求めてFA権を行使。他球団への移籍を目指している。

◯カイル・ジェンセン(自由契約)
 NPB1年目。6試合12打数1安打1本塁打1打点、打率.083。3Aで30本塁打を放った長打力を買われて、ダイヤモンドバックスからソフトバンクへ。だが、外国人を含めたソフトバンクの分厚い選手層に阻まれて、1軍出場は6試合どまり。6月6日の交流戦ヤクルト戦で公式戦初出場し、初本塁打を放ったが、結果的に放った安打はこの1本のみ。ただ、ファームでも腐らず練習をする真面目な性格でチームメートからも愛されていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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