大谷の移籍実現へ、いよいよ大詰め 新ポスティング合意へ“期限”はあと1日
MLB選手会が期限を21日午前10時に設定と米メディアが報じる
日本ハムからポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー挑戦を表明した大谷翔平投手。だが、現在、ポスティングシステムは失効中で、日米間で協議が続けられている。最大の“関門”はメジャーリーグの選手会とされているが、合意に向けて、期限が米東部時間20日午後8時(日本時間21日午前10時)に設定されたと米メディアが伝えている。
新ポスティングシステムについては、NPBの旧所属球団が最高2000万ドル(約22億4220万円)の譲渡金を設定できる旧制度を1年延長する方針で大筋合意に達したと報じられている。ただ、現在、選手会がこの内容を精査しており、いくつかの問題点を指摘しているという。
新制度が施行されなければ、大谷の今オフのメジャー挑戦は叶わなくなる。ただ、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が合意への手応えを明かしたことも伝えられており、早期解決に期待がかかっている。
そして、MLBネットワークのジョン・モロシ記者はここにきて「ショウヘイ・オオタニをMLB球団が今オフに獲得できるかは、明日の交渉で決まる。MLB選手会は新システムの合意、もしくは(旧制度の)延長の期限を東部時間の午後8時に設定したと関係者は話している」と自身のツイッターでレポートした。
今オフ、大谷に加えて西武の牧田もポスティングシステムでの移籍を目指しており、2人の夢の実現に向けて運命の一日となりそうだ。
(Full-Count編集部)