戦力外3選手にトレードも ここ5年のドラ1選手に早くも明暗
ここ5年のドラフト1位選手のプロ通算成績は
4年前にルーキーシーズンを送った日本ハムの大谷翔平や巨人の菅野智之らはすでに球団の「顔」となり、楽天の松井裕樹(13年1位)やDeNA・山崎康晃(14年1位)など欠かせない戦力として活躍する選手も多い。一方で、ケガや激しい競争などにより伸び悩む選手もいる。アマチュア時代に光り輝いた選手であっても順風満帆にいかないのがプロの世界。清宮らは果たしてプロの世界でその才能を開花させることはできるのか。来季以降の戦いが注目される。
以下はここ5年のドラフト1位選手のプロ通算成績。
【セ・リーグ】
〇広島
16年 加藤拓也投手 慶大 7登板1勝3敗 率4.30
15年 岡田明丈投手 大阪商業大 42登板16勝8敗、防御率3.62
14年 野間峻祥外野手 中部学院大 246試合、率.231、1本、13点、19盗
13年 大瀬良大地投手 九州共立大 118登板26勝19敗、2S、24H、率3.64
12年 高橋大樹外野手 龍谷大平安 2試合、率0.00、0HR、0点、0盗
〇阪神
16年 大山悠輔内野手 白鴎大 75試合、率.237、7HR、38点、2盗
15年 高山俊外野手 明治大 237試合、率.265、14HR、89点、11盗
14年 横山雄哉投手 新日鉄住金鹿島 8登板3勝2敗、防御率4.28
13年 岩貞祐太投手 横浜商大 54登板17勝24敗、率3.82
12年 藤浪晋太郎投手 大阪桐蔭 114登板45勝37敗、率3.05
〇DeNA
16年 濱口遥大投手 神奈川大 22登板10勝6敗、率3.57
15年 今永昇太投手 駒澤大 46登板19勝16敗、率2.95
14年 山崎康晃投手 亜大 185登板8勝11敗、96S、29H、率2.35
13年 柿田裕太投手 日本生命 1軍出場なし→17年戦力外
12年 白崎浩之内野手 駒沢大 355試合、率.219、13HR、37点、6盗
〇巨人
16年 吉川尚輝内野手 中京学院大 5試合、率.273、0HR、0点、1盗
15年 桜井俊貴投手 立命館大 20登板0勝1敗、率6.03
14年 岡本和真内野手 智弁学園 35試合、率.188、1HR、6点、2盗
13年 小林誠司捕手 日本生命 400試合、率.214、10HR、89点、6盗
12年 菅野智之投手 東海大 126試合61勝33敗、率2.18
〇中日
16年 柳裕也投手 明大 11登板1勝4敗、率4.47
15年 小笠原慎之介投手 東海大相模 37登板7勝14敗、率4.28
14年 野村亮介投手 三菱日立PS横浜 3登板0勝0敗、率10.13→17年戦力外
13年 鈴木翔太投手 聖隷クリストファー 22登板5勝5敗、率4.33
12年 福谷浩司投手 慶大 189登板7勝12敗、38S、49H、率3.53
〇ヤクルト
16年 寺島成輝投手 履正社 1登板0勝0敗、率15.00
15年 原樹理投手 東洋大 39登板5勝19敗、率4.54
14年 竹下真吾投手 ヤマハ 1登板0勝0敗、率13.50→17年戦力外
13年 杉浦稔大投手 国学院大 33登板6勝8敗、率4.95※17年途中に日ハム移籍
12年 石山泰稚投手 ヤマハ 195登板15勝22敗、10S、48H、率3.81