ハム矢野、ディープインパクトから大きな刺激 来季は最年長「遠慮なくやる」
“日本歴代最強馬”と初対面、2018年の目標は「毎日喜んで野球を」
日本ハムの矢野謙次外野手が21日、応援大使として訪れた北海道安平町で、日本歴代最強馬と言われたディープインパクトと初対面した。
競馬をしなくても、その名前は知っていた。交流会の合間に訪問した社台スタリオンステーションで優雅な馬体を見上げると、矢野は案内してくれた調教師を質問攻めにした。
「種付けに向けての仕事みたいなことがあるみたいで、今は体調を管理したり、コンディションを整えたりするみたいです。この季節はこういうことをやるということを聞いて、楽しかったし、勉強になりました」と大きな刺激を受けた。
シーズンに向けて準備を進めるのはプロ野球選手も同じだ。今季は44試合の出場にとどまり、打率.205、10打点と不本意な成績に終わった。「チームスポーツをやっている中で、自分のバッテイングや野球に関して、学ぶことの多いシーズンでした。シーズンを通して見つけたことを今やって、来年は勝利という形で応えられるように」と力を込めた。
1つ年上の飯山が今季限りで引退したため、来季はチーム最年長選手になる。「最年長なんで遠慮なくなりたい」とニヤリと笑った矢野。「若いとか年とか関係ない。喜んで野球をやりたい。来季の目標? 毎日喜んで野球をやります!」と続けた。
今週球団行事に参加した後、オフは例年通り母校の国学院大を拠点にトレーニングを積む。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)