28年前にメジャーMVPの元ダイエー助っ人、驚愕好捕が改めて話題「史上最高」

ジャイアンツ在籍時のケビン・ミッチェル【写真:Getty Images】
ジャイアンツ在籍時のケビン・ミッチェル【写真:Getty Images】

28年前にMVP受賞したケビン・ミッチェル

 元福岡ダイエーの助っ人、ケビン・ミッチェルが現役時代に見せた驚異の素手キャッチが改めて話題となっている。

 元外野手のミッチェルはメジャーリーグのジャイアンツに所属した28年前の1989年11月21日(日本時間22日)にナ・リーグのMVPを受賞。MLB公式サイトはその節目の日を記念してSNSで同選手が披露した好プレーを動画付きで紹介した。

 同年4月26日のカージナルス戦で左翼を守ったミッチェルはファウルゾーンに切れていく打球を果敢に追うとグラブで捕球するかと思いきや、突如、右手を伸ばして素手で見事にキャッチ。このプレーは大きな反響を呼ぶことになり、これまでも米メディアの間で話題となっていた。

 ミッチェルは同シーズン、打率.291、47本塁打、125打点で本塁打と打点の2冠に輝き、チームのワールドシリーズ進出に大きく貢献。そして28年前のこの日にMVPを受賞した。その節目の日に公式インスタグラムやツイッターで改めて紹介された名場面にはファンからも多くのコメントが寄せられており、「史上最もお気にいりのキャッチ」、「ワオ、信じられない! アメージングだ!」、「クレイジー!!」、「このキャッチは昨日のことのように覚えているよ」、「私は常に言っているけど、これは史上最高のプレーだよ」など称賛や驚嘆の声が上がっている。

 ミッチェルはその後、1995年にダイエーに入団し、初打席に満塁弾を放つ鮮烈デビューを飾ったが、シーズン途中に体調不良を理由に帰国するなどし、物議を醸した。NPBでは37試合の出場にとどまり、“お騒がせ”のレッテルを貼られる形となってしまったが、メジャーで見せた好プレーはいまだに語り継がれている。

【動画】MVP受賞年にミッチェルが披露した驚愕好捕

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