期待以上? 期待以下? 今季12球団で最も輝いた“ドラ1”選手は?

DeNA・濱口遥大【写真:荒川祐史】
DeNA・濱口遥大【写真:荒川祐史】

中日京田、西武源田が新人王に輝いた今季、“ドラ1”の成績はどうだった?

 今季の新人王には中日の京田陽太内野手と西武の源田壮亮内野手が輝いた。京田は208票、源田は252票を集めて2位以下を大きく引き離しての受賞だった。

 日大から加入した京田は141試合に出場し、149安打で打率.264、4本塁打、36打点、23盗塁をマーク。一方、源田は遊撃手として143試合フルイニング出場を果たし、155安打で打率.270、3本塁打、57打点、37盗塁の成績を残した。セパともに野手が新人王を獲得した2017年。京田はドラフト2位、源田はドラフト3位と上位指名での入団で、球団の期待に十分に応えた形だ。

 それでは今年の目玉と言われたルーキーたちはどのような活躍を見せたのか。ここではドラフト1位で入団した選手たちの成績を比較してみたい。

 今年のドラ1ルーキーでは12人中10人が1軍デビュー。5球団競合の末にソフトバンク入りした田中正義投手、甲子園V投手の西武・今井達也投手は1軍登板がなかったが、そのほかの10選手の中には大きな貢献を見せた選手も複数いた。

 セ・リーグで輝きを放った“ドラ1”としては阪神の大山悠輔内野手とDeNA・濱口遥大投手が挙げられるだろう。白鴎大からプロ入りした大山は75試合に出場し、打率.237、7本塁打、38打点、2盗塁の成績を記録。同じく大卒の濱口遥大投手(神奈川大)は22試合に登板し、123回2/3を投げ、2桁10勝(6敗)、136奪三振、防御率3.57をマークした。

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