4位オリックスの外国人査定、ロメロ&マレーロは“優良”、投手陣は…

来日5年で通算43勝のディクソンは来季も残留決定

◯マット・ウエスト投手
2試合(0先発)0勝0敗0ホールド0セーブ 防御率4.50
2回 1安打3四球0死球0本塁打0奪三振 WHIP2.00

 レンジャース傘下からドジャース傘下を経て、今季からオリックス入り。内野手としてドラフトされたが、地肩の強さを評価されて投手に転向した変わり種だった。150キロ超の真っ直ぐを武器にリリーフとして期待されるも故障も多く、わずか2試合登板で終わった。

◯ブランドン・ディクソン投手
25試合(25先発)8勝9敗 10QS 防御率3.24
136回 144安打42四球3死球7本塁打86奪三振 WHIP1.37

 カージナルスから2013年にオリックスに入団した右腕。5年目となった今季もローテを守ってシーズンを戦い抜いた。25試合に先発して8勝9敗。来日後は8勝、9勝、9勝、9勝、そして今季の8勝と、2桁勝利には1度も届いていないが、先発ローテを守って25試合前後に登板し、安定した成績を残せる力はチームに重宝されている。圧倒的な成績は残せないが、先発要員としては十分か。来季は2桁を目指したい。

◯ゴンザレス・ヘルメン投手
44試合(0先発)2勝1敗13ホールド3セーブ 防御率2.68
47回 44安打24四球2死球4本塁打51奪三振 WHIP1.45

 メッツ、カブス、ロッキーズなどを経て、今季からオリックスへ。開幕1軍に入ったが外国人枠によって弾き出され、7月上旬まで2軍暮らしが続いた。そこから中継ぎとして重用されて44試合に登板、13ホールドを挙げた。投球前に捕手のサインを見る体勢が特徴的だった。

2年在籍したモレルは現役を引退し、ブドウ農家へ転身

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