4位オリックスの外国人査定、ロメロ&マレーロは“優良”、投手陣は…

2年在籍したモレルは現役を引退し、ブドウ農家へ転身

◯ブレント・モレル内野手
38試合98打数27安打1本塁打11打点 打率.276
12四球 出塁率.355 得点圏打率.368 OPS.742

 ホワイトソックス、パイレーツ、アスレチックス傘下などを経て、昨季からオリックスへ。1年目は94試合に出場して308打数75安打8本塁打38打点の成績を残した。残留した今季は開幕前に骨折。復帰後も外国人枠の兼ね合いによって1軍と2軍を行ったり来たり。38試合出場に終わり、今季限りでの現役引退、家業であるブドウ農園を継ぐことを表明した。

◯ステフェン・ロメロ外野手
103試合390打数107安打26本塁打66打点 打率.274
27四球 出塁率.330 得点圏打率.305 OPS.838

 今季の“優良”助っ人の1人だったのではないだろうか。マリナーズからオリックスへ移籍した今季は、開幕から4番を任された。4月4日西武戦で来日初本塁打を放つと、4試合連続本塁打を記録。4月下旬に左膝大腿骨骨挫傷を負って約1か月にわたって離脱したが、103試合で26本塁打と好成績を残した。シーズン中に来季からの3年契約を締結し、残留が決まっている。

◯クリス・マレーロ外野手
82試合283打数82安打20本塁打50打点 打率.290
29四球 出塁率.364 得点圏打率.271 OPS.925

 ロメロとともに今季の“優良”助っ人の1人だろう。ナショナルズからオリオールズ傘下、ホワイトソックス傘下、レッドソックス傘下と渡り歩き、今季はジャイアンツで開幕メジャー。だが、4月下旬に戦力外となり、5月末にオリックス入団が決まった。日本デビューとなった6月9日の中日戦では、本塁打を放ちながらホームベースを踏み損ねてアウト(記録は三塁打)になる“珍プレー”で話題に。9月13日のソフトバンク戦では3打席連続本塁打、そして9月29日のロッテ戦ではNPB通算10万号本塁打を放った。シーズン中に来季の契約を結び、残留が決まっている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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