渡米の韓国選手が続々母国復帰、韓国紙が厳しい論調「期待より遥かに低い…」
金賢洙も「将来のメジャーでのキャリアに疑問残る」
記事では、16年にオリオールズに加入後、今季途中にフィリーズにトレードとなり、現在フリーエージェント(FA)となっている金賢洙(キム・ヒョンス)外野手についても「将来のメジャーでのキャリアに疑問が残る」と言及。また、近年メジャー挑戦を目指していた孫児葉(ソン・アソプ)外野手もロッテと新たに4年契約を結んで韓国球界にとどまったことに触れ、メジャーでの成功に厳しい壁が立ちはだかっている様子を伝えている。
韓国選手では15年からパイレーツでプレーした姜正浩(カン・ジョンホ)内野手が2シーズンで打率.273、36本塁打、120打点と結果を残したが、16年オフに母国での飲酒運転等のトラブルにより、就労ビザが下りずに17年シーズンはメジャーでプレーできなかった。その後、参加していたドミニカ共和国のウインターリーグでもリリースとなったことが伝えられていた。昨季は元ソフトバンクの李大浩(イ・デホ)内野手がマリナーズでメジャーデビューしたが1シーズンで韓国球界へと復帰している。
現在は秋信守(チュ・シンス)外野手がレンジャーズでレギュラーを担い、今季はキャリア最多タイの22本塁打(通算168本塁打)を記録。投手では柳賢振(リュ・ヒョンジン)がドジャースで4シーズンを終え、手術による離脱もあったが通算33勝(25敗)をマーク。また元阪神の呉昇桓(オ・スンファン)もカージナルス2年目で防御率4.10と苦しんだが、2シーズンで138試合に登板し、7勝9敗、21ホールド、39セーブ、防御率2.85を記録している。
その一方で韓国国内で実績を積んだ打者の多くがメジャーで苦しむ結果となり、韓国国内でも厳しい目が向けられている。
(Full-Count編集部)