次なる“育成の星”になれるか 今季支配下を勝ち取った育成選手たち
メヒアはウエスタンリーグ首位打者、巨人の3野手は1軍出場なし
○アレハンドロ・メヒア(広島)
1軍:9試合14打数3安打0本塁打1打点 打率.214
2軍:104試合402打数133安打18本塁打77打点 打率.331
ドミニカのカープアカデミー出身。2016年に前述のバティスタとともに広島に育成選手として入団。1年目はウエスタンリーグで189打数49安打7本塁打25打点の成績だったが、今季は成長を示して7月20日に支配下契約を勝ち取った。1軍出場は9試合にとどまったものの、ウエスタンリーグの首位打者に輝いており、来季の飛躍が楽しみな存在だ。
○増田大輝(巨人)
1軍:出場無し
2軍:51試合130打数40安打1本塁打18打点 打率.308
小松島高から近大に進むも、中退。その後鳶職に就いたが、トライアウトを経て四国アイランドリーグplusの徳島へ。2015年の育成ドラフト1位で巨人に指名された。今季はオープン戦でも起用されるなど期待され、7月28日には支配下契約へと変更された。今季イースタンリーグで打率.308を記録している。
○青山誠(巨人)
1軍:出場無し
2軍:44試合96打数26安打4本塁打15打点 打率.271
育英高から日本大を経て、2013年の育成ドラフト1位で巨人へ。4年目の今季は3軍戦で59試合に出場して打率.321、9本塁打と持ち前の打力を発揮し、イースタンリーグでも44試合に出場している。支配下登録期限の迫る7月28日に支配下契約へ変更となったものの、1軍での出場はなかった。
○田中貴也(巨人)
1軍:出場なし
2軍:66試合136打数34安打0本塁打11打点 打率.250
八重山商工高から山梨学院大を経て、2014年育成ドラフト3位で巨人へ入団。3年目の今季は1軍キャンプに参加し、オープン戦でも6試合に出場した。登録期限ギリギリの7月31日に支配下登録を勝ち取った。1軍出場は無かったものの、現在、台湾で開催中のアジアウインターリーグにイースタン選抜で参加している。