大谷争奪戦が“正式スタート”へ 新ポスティング制度、米オーナー会議で承認

日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】
日本ハム・大谷翔平【写真:田口有史】

「満場一致」で承認、いよいよ空前の大争奪戦が幕開け

 メジャーリーグ機構(MLB)は、失効中だったポスティングシステム(入札制度)が1日(日本時間2日)のオーナー会議で承認されたと発表した。大谷翔平投手の争奪戦が正式にスタートする。

 MLB公式サイトは「ポスティングシステム整う、オオタニ争奪戦が開始」とのタイトルで特集記事を掲載。その中で「メジャーリーグのオーナーは金曜日に電話会議を行い、満場一致で新ポスティングシステムに同意した。大谷はメジャー球団と契約を結ぶのに、3週間の時間がある。大谷は譲渡金2000万ドルでポスティングされるだろう」と伝えている。

 ポスティングシステムは10月限りでいったん失効。その後、日米間で合意に向けて協議が続けられていた。譲渡金の金額などで一時は難航していたものの、今オフは旧制度と同じ2000万ドル(約22億4200万ドル)を上限とすることで合意。また、大谷とMLB球団の交渉期間は特例となっており、通常の30日間よりも短く、現地時間22日(同23日)までと設定されている。

 新労使協定のもとでは、大谷の契約金は制限され、スタートはマイナー契約となる。空前の大争奪戦が、いよいよ幕を開ける。

(Full-Count編集部)

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