カブスが右腕カラシティを放出、ヤクルト入り決定間近か 米メディア報じる
今季は3Aで49回2/3を投げて68奪三振、燕の新守護神候補として期待
カブスが右腕のマット・カラシティ投手を放出したと、米メディアが報じた。「ヤクルトでプレーするため」と伝えており、正式契約間近となっているようだ。
ESPNのジェリー・クラスニック記者はツイッターで「リリーバーのマット・カラシティはカブスから放出され、日本のヤクルト・スワローズとサインする。彼は、メジャーリーグレベルでは2016年にロッキーズで登板している」とレポートした。
米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」は、このクラスニック記者のツイートを紹介。そして「NPBで、カラシティは堅実に稼ぎ、そして重要な役割を担う可能性がある。また、彼の年齢において、日本で最もレベルの高い環境で自身の能力を示すことが出来れば、彼はビッグリーグに復帰できるかもしれない」と伝えた。
26歳のカラシティは2009年のドラフト36巡目でレンジャーズから指名されたが、セントジョーンズ大に進学。2012年にロッキーズからドラフト6巡目で指名されて、入団した。2016年に25歳でメジャーデビュー。救援で19試合に登板し、1勝0敗2ホールド、防御率9.19、15回2/3を投げて25安打17失点(自責16)、17奪三振11四球の成績だった。
今季はシーズン途中にカブスに移籍。両チームの3Aで計46試合に登板し、1勝3敗21セーブ、防御率3.44、49回2/3で68奪三振23四球の好成績を残している。ヤクルトでは新守護神候補として期待が集まる。
(Full-Count編集部)