ヤンキース新監督はアーロン・ブーンに決定 米報道、元燕ミューレンは落選
MLB公式サイトなどが報じる、田中将大の新指揮官は球団OBのブーン氏に
田中将大投手が所属するヤンキースの新監督が球団OBのアーロン・ブーン氏に決まったと米メディアが報じた。元ロッテ、ヤクルトのヘンスリー・ミューレン氏もブーン氏とともに最終候補に残っていたが、落選したようだ。
ニューヨークの地元紙「デイリー・ニューズ」のビル・マッデン記者は、ツイッターで「アーロン・ブーンがヤンキースの新監督」とレポート。米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」も「ヤンキースはアーロン・ブーンを監督として雇う予定」と伝えた。また、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、関係者がブーン新監督の誕生を認めたことを報じた。
ヤンキースは今季終了後にジョー・ジラルディ監督との契約を更新しないことを発表。今季限りで現役を引退したカルロス・ベルトランら候補者と面談を進めていた。現在、ジャイアンツでコーチを務め、ヤンキースOBでもあるミューレン氏はブーン氏とともに最終候補の2人と報じられていたが、名門球団の監督就任はならなかったようだ。
ブーン氏は、2003年にヤンキースでプレー。メジャー1年目の松井秀喜氏とチームメートだった。同年のリーグ優勝決定シリーズ第7戦でレッドソックス相手に劇的なサヨナラ本塁打を放ち、英雄となったことで知られている。兄のブレット・ブーンはマリナーズ時代にイチローの同僚だった。
(Full-Count編集部)