米メディア分析、大谷はどんな選手? 打者で「球宴級」、投手で「史上最高」
打者としては「コレア+ベッツ+フリーマン」÷3?
日本ハムが、大谷翔平投手のメジャー移籍に向けて、ポスティングシステム(入札制度)申請の続きを取ったことを発表した。いよいよ幕を開けた大争奪戦の行方に注目が集まる中、米メディアはあらためて、大谷が投打においてどのような選手であるかを分析。日本人選手との比較も出ており、投手としては「ダルビッシュを超える」と高く評価されている。
米メディア「ザ・スコア」は、かつてESPNでコラムニストを務めていたジェイソン・スターク氏が質問に答える形式で、大谷についての特集記事を掲載。その中で「投手そして野手として、彼のスキルを比較できる現役のメジャーリーガーはいますか?」とのクエスチョンが出ている。
同氏はまず、「彼を比較しようとする人たちにわたしも尋ねた」話として、MLB選手とNFL選手の「二刀流」で好成績を残したボー・ジャクソンの名前を挙げている。「誰かが『多分(外野手だった)ボー・ジャクソンが(投手として)投げたら、そんな感じだろうね』と言っていた。大体どういうことかはわかると思う」。アスリートとして傑出した才能、能力の持ち主であることは確かだとの意見だ。
ただ、日本での打撃成績をもとに、テーマである「現役選手」のくくりで見てみると、「カルロス・コレア、ムーキー・ベッツ、そしてフレディ・フリーマンを足して割ったのようなものだ」という。強打の遊撃手としてアストロズを世界一に導いたコレア、現在のMLBで屈指の「5ツールプレーヤー」として活躍するベッツ、最近2年間で計64本塁打&打率3割以上を記録している左打ちの強打者フリーマン。この3人を「足して割ったような選手」という高い評価となった。