上位指名選手はほぼ主力に “育成力”でセ連覇、広島の過去10年ドラフト査定

2011年は上位2人がスター選手に

◯2011年
1位・野村祐輔 投 明治大学・134試58勝41敗0S0H 防御率3.18※
2位・菊池涼介 内 中京学院大学・770試844安59本271点 83盗 打率.280※ 
3位・戸田隆矢 投 樟南高・88試11勝7敗1S12H 防御率3.82※
4位・土生翔平 外 早稲田大学・10試1安0本0点 0盗 打率.111※
育1位・富永一 投 徳島インディゴソックス(1軍出場なし)
育2位・中村真崇 外 香川オリーブガイナーズ(1軍出場なし)
育3位・塚田晃平 投 早稲田大学(1軍出場なし)
育4位・三家和真 外 市立和歌山高(1軍出場なし)ロッテへ※

 前田健太の後のエース野村祐輔、驚異的な守備力とつなぐ打撃の菊池涼介という2人のスターを生んだ。戸田も一時期中継ぎで活躍した。

◯2012年 
1位・高橋大樹 外 龍谷大学付属平安高・2試0安0本0点 0盗 打率.000※ 
2位・鈴木誠也 内 二松学舎大学附属高・388試368安61本218点 38 打率.309※ 
3位・上本崇司 内 明治大学・92試5安0本2点 3盗 打率.122※
4位・下水流昂 外 Honda・64試31安5本19点 0盗 打率.242※
5位・美間優槻 内 鳴門渦潮高・1試0安0本0点 0盗 打率.000※
育1位・辻空 投 岐阜城北高(1軍出場なし)※
育2位・森下宗 外 愛知工業大学(1軍出場なし)

 1位の高橋大は伸び悩んでいるが、2位の鈴木が不動の4番打者に成長。3位・上本は守備固め、4位・下水流は代打で活躍している。

◯2013年 
1位・大瀬良大地 投 九州共立大学・118試26勝19敗2S24H 防御率3.64※ 
2位・九里亜蓮 投 亜細亜大学・89試13勝13敗0S3H 防御率4.02※
3位・田中広輔 内 JR東日本・537試553安38本178点 79盗 打率.279※ 
4位・西原圭大 投 ニチダイ・16試0勝0敗0S0H 防御率7.23
5位・中村祐太 投 関東第一高・15試5勝4敗0S0H 防御率3.74※

 1位の大瀬良は先発、中継ぎどちらでも高いパフォーマンスを発揮。2位の九里も先発、中継ぎで活躍。そして3位の田中は「タナキクマル」の切り込み隊長として今季、盗塁王、最高出塁率、ベストナインを獲得した。

15年ドラ1の岡田はローテの一角に、5位の西川も台頭

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