大谷、移籍先条件は「西海岸」と「小都市」? 脱落のヤ軍GM「予感していた」
すでに14球団が脱落か、パドレス、ジャイアンツ、マリナーズに加えドジャースも面談の可能性
日本ハムからポスティングシステム(入札制度)でメジャー移籍を目指す大谷翔平投手は、4日(日本時間5日)にも滞在先のロサンゼルスでMLB球団との面談を始める。この“LA面談”に招待されていないチームが明らかになってきており、大本命と見られていたヤンキースなどが脱落したと、米複数メディアが報じた。
MLB公式サイトは「ヤンキースはオオタニとの契約から脱落」との速報を掲載した。その中で、大谷の代理人が「西海岸のチーム」「ニューヨークよりも規模の小さい都市」を好んでいるとヤンキースに伝えていたと言及。そして、大谷へのプレゼン書類を提出していたブライアン・キャッシュマンGMの無念のコメントも紹介している。
「2~3日前から良くない予感がし始めていた。我々のプレゼンテーションは優れていたと思う。反応も非常に良かった。我々はビッグマーケットを持っており、東部に位置するということは変えられないと思った。おそらく、これは乗り越えるのが難しいことだ」
「ここで我々が行ってきたこと、そして、この街やファンに誇りを持っている。彼の幸運を祈っている。彼は心躍るような若き才能を持っている。ファンはワクワクさせられるだろう」
ヤフー・スポーツの敏腕記者ジェフ・パッサン氏はツイッターで、ジャイアンツとマリナーズは面談するチームに残っていると伝えた。また、「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者はパドレスも面談に進んだと報じ、ドジャースも残っている可能性があるとしている。すべて西海岸のチームだ。
また、その他の球団の番記者らも続々と面談への招待を受けたかどうかをレポート。レッドソックス、ツインズ、メッツ、アスレチックス、ブルージェイズ、パイレーツ、ブルワーズ、ダイヤモンドバックス、レイズ、カージナルス、ホワイトソックス、ブレーブス、ナショナルズは面談に進めなかったとの報道が出ている。
米メディアはヤンキースを争奪戦の大本命と見ていただけに、脱落というニュースの衝撃が広がっている様子。大谷狂騒曲はまだまだ加熱しそうだ。
(Full-Count編集部)