ハム西川、6200万円増の年俸1億6200万円で更改「すごく評価してもらえた」
好成績&タイトル獲得で大幅アップ「去年より自信になったシーズン」
日本ハムの西川遥輝外野手が5日、札幌の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円から6200万円増の年俸1億6200万円でサインした(金額は推定)。
プロ7年目の今季は138試合に出場して541打数160安打44打点9本塁打、打率.296の成績を残した。39盗塁で2度目の盗塁王に輝き、チームで唯一ベストナインにも選出。ゴールデングラブ賞も受賞した。
「チーム的に苦しいシーズンだったので、去年より自信になったシーズンでした。すごく評価してもらえました」
契約更改後の会見でこう振り返った西川。9月30日西武戦の死球により残り5試合を欠場し、全試合出場こそ逃したが、シーズン序盤からけがで離脱する選手が相次ぐ中で「1番・中堅」としてチームをけん引したことが高く評価された。
来季に向けて「来年また自分にプレッシャーをかけてやっていければ。去年、今年すべてキャリアハイを求めて毎年やっている。すべて、昨年、今年を上回れるように。こんなに苦しいシーズンは2度と味わいたくないので、個人的にもチーム的にもいいスタートが切れるようにしたい」と意気込んでいた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)