巨人から自由契約のマイコラス、カージナルスと2年総額17億5000万円で合意
米複数メディアが報じる、日本で実績残して4年ぶりメジャー復帰へ
巨人から自由契約となったマイルズ・マイコラス投手が、カージナルスと2年総額1550万ドル(約17億5000万円)で契約合意したと米複数メディアが報じた。来季は4年ぶりにメジャーのマウンドに上がる。
パドレス、レンジャーズでプレーしたマイコラスは、2015年に巨人に加入。来日1年目で21試合登板、13勝3敗、防御率1.92という好成績を残し、オフには新たに2年契約を結んだ。昨年は負傷もあり、14試合登板で4勝2敗にとどまったものの、今季は27試合登板で14勝8敗、防御率2.25と好成績をマーク。3年間で通算62試合に登板し、31勝13敗、防御率2.18と活躍した。
契約が満了した今オフ、去就が注目されたマイコラス。巨人残留を望む声も多かったが、今月2日にはプロ野球の各球団が来季も契約する権利を持つ「保留選手名簿」がNPBから発表され、マイコラスはここから外れて自由契約となっていた。
そして、5日(日本時間6日)に動きがあった。米ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者が、自身のツイッターでマイコラスとカージナルスが複数年契約で合意間近とレポート。その後、米メディア「ファンラグ・スポーツ」の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が、ツイッターで「カージナルスとマイコラスは、2年総額1550万ドルで契約を結んだ」と契約の詳細を伝えた。
4年ぶりにメジャー復帰を果たすことになったマイコラス。巨人にとっては痛手となるものの、来日前はメジャーで目立った成績を残せなかった右腕が日本で実績を残し、再び最高峰の舞台に挑むことになる。
(Full-Count編集部)