FA移籍は難しい? 意外に少ない大活躍選手【パ・リーグ編】

鶴岡は今オフに2度目のFA権を行使し、古巣・日本ハムへの復帰が決定的に

○鶴岡慎也(日本ハム→ソフトバンク)
2012(日)116試合289打数77安打0本塁打25打点3盗塁 .266
2013(日)114試合244打数72安打2本塁打26打点1盗塁 .295
2014(ソ)98試合162打数35安打0本塁打25安打0盗塁 .216
2015(ソ)56試合128打数25安打1本塁打9打点1盗塁 .195
2016(ソ)103試合231打数58安打2本塁打26打点1盗塁 .251
2017(ソ)29試合28打数9安打3本塁打5打点0盗塁 .321

 樟南高、三菱重工横浜を経て、2003年から日本ハムでプレー。244打数72安打で打率.295をマークした2013年オフにFA権を行使し、4年総額で最大5億円の好条件でソフトバンクへ移籍。移籍後は細川(現楽天)や高谷、そして今季は甲斐といった面々の控え捕手としての役割だった。今季は29試合出場止まり。オフに再びFA権を行使。古巣・日本ハムへの復帰が決定的となっている。

○中田賢一(中日→ソフトバンク)
2012(中)22試合7勝10敗0H0S 140回 119安打106三振 2.83
2013(中)40試合4勝6敗15H0S 98回 85安打83三振 3.40
2014(ソ)25試合11勝7敗0H0S 145回 139安打116三振 4.34
2015(ソ)24試合9勝7敗0H0S 155回1/3 134安打130三振 3.24
2016(ソ)17試合7勝3敗0H0S 89回2/3 64安打67三振 3.01
2017(ソ)18試合7勝6敗0H0S 86回2/3 82安打78三振 4.57

 八幡高から北九州市立大を経て、2004年のドラフト2位で中日へ。2007年に14勝を挙げ、2013年オフに権利を行使。4年契約の最大総額6億円で地元のソフトバンクに入団した。移籍1年目に自身2度目の2桁勝利をマーク。2年目も9勝をマークしたが、昨季から若手投手の台頭もあり、登板数を減らしている。

【2014年】
○小谷野栄一(日本ハム→オリックス)
2013(日)139試合512打数141安打3本塁打46打点2盗塁 .275
2014(日)84試合243打数72安打4本塁打29打点0盗塁 .296
2015(オ)56試合183打数54安打4本塁打22打点0盗塁 .295
2016(オ)50試合177打数44安打4本塁打13打点1盗塁 .249
2017(オ)130試合470試合130安打6本塁打47打点0盗塁 .277

 創価大から2002年のドラフト5位で日本ハム入り。2010年には109打点で打点王に輝き、2014年オフにFA権を行使して3年総額3億円でオリックスへ。ただ、移籍後は故障に悩まされて2年間は50試合ほどの出場に終わった。3年目の今季は130試合に出場し、4年ぶりに規定打席に到達した。

今江は移籍後に故障が相次ぎ、木村は入団テストを受ける異例の展開に

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY