レ軍GMが大谷にエール「成功祈る」 「最高の才能」育てた日ハムにも祝福の言葉
争奪戦に競り負けたレンジャーズGMが大谷にエール「アナハイムでの成功祈る」
メジャー全体を巻き込んだ大谷翔平の争奪戦。注目の去就は本人がエンゼルスを選択するという形で決着した。この過程で多くの球団が獲得レースに参戦し、最後は7球団が大谷サイドと面談。熱烈なラブコールを送った。
その中で流れたエンゼルス入りの一報は、獲得を逃した球団に大きなショックを与えるニュースとなったが、すぐさま声明を出して大谷にエールを送った人物がいる。レンジャーズのジョン・ダニエルズGMだ。
レンジャーズは大谷に対して、マリナーズに次いで2番目に高額な契約金を用意していた球団で、過去にダルビッシュ有投手が所属していたこともあり日本人選手のサポートにも自信を見せていた。ジャイアンツ、ドジャース、カブス、マリナーズ、パドレスらとともに最後の7球団にも残り、大谷の決断を待っていたが、獲得は実現しなかった。
それでもダニエルズGMは迅速に声明を出し、大谷にこうエールを送った。
「ショウヘイ・オオタニの選択肢ではなかったことを残念に思う。しかしアナハイムでの成功を祈っている。彼はフィールド内外、いたるところで我々に強い印象を与えた。もし彼が我々の意見を求めたならば、ナショナル・リーグを提案しただろう」
また、「獲得への試みで良かった点は、我々のグループが緊密になったことだ。組織全体が参加した。私はレンジャーズにいることを誇りに思う」と争奪戦への参加自体を前向きに捉え、「我々はニッポンハムファイターズを心から祝福する。彼らの働きやケアは、世界最高の才能を発展させることに貢献した。ミスター・ヨシムラ、ミスター・クリヤマ、ミスター・イワモト、そして、その他ファイターズグループの幸運を祈る」と古巣日本ハムへのメッセージも添えた。
(Full-Count編集部)