侍・稲葉監督、大谷にエールも…ユニ姿には本音ポツリ「赤が似合ってない」

侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:Getty Images】
侍ジャパン・稲葉篤紀監督【写真:Getty Images】

大谷のエンゼルス入団会見をチェック、赤ユニに「見慣れない感じが…」

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督と建山義紀投手コーチが10日、埼玉県内で行われた日本通運主催の野球教室に参加し、野球少年らを指導した。7月に就任した稲葉監督は、この日行われた大谷翔平投手のエンゼルス入団会見の様子をチェックしたといい、「赤が似合っていない」とポツリ。二刀流を「とことん貫き通してチャレンジしてほしい」とエールを送った。

 稲葉監督はこの日、大谷の入団会見が行われている時間は移動中だったため、リアルタイムで見ることはできなかったという。ただ、エンゼルスのユニフォーム姿はしっかりとチェックしていた。「僕も実は球場(エンゼル・スタジアム)の外までは行ったことがあるんですけど、けっこう赤が好きなので、大谷選手のユニフォーム姿を見ましたけど、あんまり似合ってないといいますか、見慣れない感じがしましたけど…」と冗談交じりに“本音”を明かしつつ、「非常にワクワクしたような顔つきをしてましたので、非常に楽しみだと思います」と話した。

 さらに、二刀流右腕のメジャー移籍実現については「また新しいチャレンジが始まるんだなと。日本を代表して行くわけなので、特に私はファイターズで一緒にやった選手ですので、チャンレジすることに非常に楽しみを感じますし、世界一になってほしいなという思いですね」とエール。続けて、二刀流の継続についても「日本でも二刀流が大丈夫なのかという声の中から、たった5年で日本でも二刀流をやりましたので、彼はメジャーでも十分できる力はあると思いますし、そこをとことん貫き通してチャレンジして欲しいなと思います」と話した。

 一方、レンジャーズでプレーしていた建山氏は「DHのあるアメリカン・リーグを選んだので、本当に本人も二刀流で世界一を目指すんだなと感じました」と話しつつ「私が長く所属したレンジャーズのライバルチームということで、レンジャーズも非常に大谷獲得には力を注いでいたので、古巣への思いを考えると、ちょっとさみしいですよね」と、同じア・リーグ西地区の球団への移籍に複雑な胸中ものぞかせていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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