MLB434発のAJが“楽天愛”を告白 指導者で復帰も「正式オファーあれば…」

2013年からの2年間、楽天でプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏【写真:福谷佑介】
2013年からの2年間、楽天でプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏【写真:福谷佑介】

単独インタビューで古巣への“愛”を告白「楽天というのは特別な存在」

 メジャー通算434本塁打の実績を誇り、2013年からの2年間、楽天でプレーしたアンドリュー・ジョーンズ氏。来日1年目には、4番打者として楽天を球団史上初のリーグ優勝、そして日本一へと導いた。2年を過ごした日本を「愛している」と語っていたジョーンズ氏の中でも、楽天ゴールデンイーグルスは特別な存在。単独インタビューの中では、溢れんばかりの“楽天愛”も明かした。

 2014年オフに楽天を退団し、2016年1月に現役を引退した。現在はブレーブスでスペシャルアシスタントを務め、スプリングキャンプで選手の指導を行なったり、球団が注目している若手選手のチェックを行うなどしているという。

 日本を、そして楽天を離れてから約3年が経過した。それでも、2年間を過ごした古巣への愛着は、今も忘れることはない。「日本が大好きな自分にとって、楽天というのは特別な存在だよ。いまでも楽天の戦いぶりはチェックしているし、今年、もしプレーオフで勝ち上がって日本シリーズに出ていたら、日本シリーズを見るために日本に来るつもりでいたんだよ」。今季、クライマックスシリーズ・ファイナルステージまで進んだ楽天。仮にソフトバンクを倒し、日本シリーズに進出を決めていたならば、応援に駆けつける予定にしていたのだという。

 退団した後も、古巣とは良好な関係が続いている。

「自分が何か力になれたらと思っていて、それについては球団のフロントとも、現役時代から実際に食事をしながら色々と話をしてきていたんだ。フロントの方には自分のことを良く知ってもらっているので、そういった話が出たりもしていた。初めて日本に来た外国人選手にアドバイスをするとか、選手側がアドバイスを求めたら、それを自分が助けてあげたいと思っているよ。実際に1週間、2週間くらい日本に滞在して手助け出来たら、というような話もしていたんだよ。日程が合わなくて実現はしていないけど、そういう意味でも楽天とは、今でもすごく密接な関係を保っている」

 ジョーンズ氏はこう語り「プレーしたのは2年だったんだけど、本当はもう1年プレーしたかったんだ。ただ家族と過ごす時間というのも必要な時期だったので、残念ながら2年で終わってしまったけど、球団との関係は今も続いているよ」とも話している。

指導者としての復帰は「タイミングではある」も、正式オファーがあれば「もちろん考えたい」

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