MLB434発のAJが“楽天愛”を告白 指導者で復帰も「正式オファーあれば…」

指導者としての復帰は「タイミングではある」も、正式オファーがあれば「もちろん考えたい」

 楽天ファンにとっても、ジョーンズ氏は1人の外国人助っ人以上の存在であるだろう。将来的には、指導者として楽天のユニホームに再び袖を通して欲しいと思う人も少なくないだろう。「楽天の監督になりたいという夢はないか?」との問いを投げかけてみると、「なんとなくだけど、そういうことを考えていないわけではないね」と答え、笑みを浮かべた。

 さらに「球団とのカジュアルな会話の中で『機会があればウチの選手にちょっとアドバイスしてほしい』とか、そういう会話もする中で、楽天という球団はアメリカで成績を残し、日本でもチームに貢献したという選手としての仕事を評価してくれている。どういう人間かというのもフロントの方々は理解してくれている。タイミングではあると思うんだけど、もし将来的に、正式にオファーとしてあれば、自分はもちろん考えたいと思うよ。ただ、今は、自分が出来る範囲内で力になれることがあれば、貢献したいなという感じだね」と続けた。

「海外から来た選手が日本で活躍するためには、小さなことかもしれないけど、色々なことにアジャストしなきゃいけない。日本を経験した自分は、そういった選手にアドバイスできるかもしれないからね」と今後、楽天でプレーすることになる外国人選手への協力も惜しまない姿勢を強調したジョーンズ氏。球団史上初の日本一に導いた助っ人が、今度は指導者として東北地方に戻ってくる。そんな夢のようなストーリーが実現する日はやってくるだろうか。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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