阿部ら2000安打、源田は史上4人目快挙 2017年に生まれた数々の記録たち
西武秋山の3年連続フルイニング出場はパタイ記録、源田の新人フルイニング出場は史上4人目
広島の新井貴浩内野手と、巨人の阿部は通算3500塁打を達成し、これは29人目となった。阪神・糸井嘉男外野手は45人目の通算250盗塁、日本ハムの田中賢介内野手は74人目の200盗塁を達成。DeNAの田中浩康の通算300犠打は史上6人目、ソフトバンクの今宮健太内野手の250犠打は19人目だ。
シーズンを通した記録でいうと、西武の秋山翔吾外野手が3年連続フルイニング出場を果たし、これはパ・リーグタイ記録。プロ野球記録は金本知憲(広島、阪神、現阪神監督)の10年連続である。秋山と同じ西武・源田壮亮は新人でフルイニング出場を果たし、これは2リーグ制となってから1956年の佐々木信也(高橋)、1958年の長嶋茂雄(巨人)、1961年の徳武定之(国鉄)に次いで史上4人目の快挙だ。
巨人に今季から加わったケーシー・マギー内野手は48本の二塁打を放ったが、これは2006年の福留孝介(中日、現阪神)の47二塁打を抜くセ・リーグ新記録。プロ野球記録は2001年の谷佳知(オリックス)の52二塁打で、これには4本及ばなかった。
連続記録に目を移すと、中日のアレックス・ゲレーロ内野手が放った6試合連続本塁打は史上14人目のこと。プロ野球記録は、これを更に上回り、1972年の王貞治(巨人、現ソフトバンク球団会長)、1986年のランディ・バース(阪神)の7試合連続である。日本ハムのブランドン・レアードが5月に放った4打数連続本塁打はプロ野球タイ記録で史上20人目21度目のことだった。