岩瀬、サファテ、則本は驚愕の大記録達成 今季生まれた投手の“好珍”記録
サファテは通算200セーブ、3年連続40セーブ、4年連続30セーブなども達成
サファテ、則本はこれ以外にも、数々の記録を達成している。
まず、最強クローザーのサファテ。7月5日のオリックス戦で通算200セーブも達成し、これは史上6人目のことだった。さらに、どちらも史上2人目となる3年連続40セーブ、4年連続30セーブも達成した。この記録の1人目はどちらも岩瀬が持っており、岩瀬は9年連続30セーブのプロ野球記録を持つ。さらにはパ・リーグタイ記録となる17試合連続セーブもなし遂げている。
則本は、シーズン記録として4年連続200奪三振を達成し、これは史上9人目のこと。なお、プロ野球記録は金田正一(国鉄)の持つ14年連続。驚異である。
3人以外の投手に目を移す。史上2人目の記録となったのは、日本ハムの宮西尚生の10年連続50試合登板と通算250ホールド。10年連続50試合登板は、岩瀬に次ぐ2人目で、岩瀬の持つプロ野球記録は驚きの15年連続。250ホールドは巨人・山口鉄也(273ホールド)に続く達成だ。
オリックスの平野佳寿は4月25日の西武戦で97人目の500試合登板を、そして、8月27日の西武戦で13人目の150セーブを達成。500試合登板は、8月17日の広島戦で阪神の高橋聡文が、10月9日の日本ハム戦で楽天の青山浩二が達成しており、98人目、99人目となっている。