岩瀬、サファテ、則本は驚愕の大記録達成 今季生まれた投手の“好珍”記録
中日・浅尾の通算200ホールドは史上3人目、涌井の1試合6被弾はパ・リーグ新記録
日本ハムからオリックスへの移籍が決まった増井浩俊は、8月16日のロッテ戦で通算100セーブを達成し、これは28人目。中日の浅尾拓也は10月1日のヤクルト戦で史上3人目の通算200ホールドに到達した。ヤクルトの石川雅規は6月13日の楽天戦で通算2500投球回に届き、これは46人目。涌井秀章は7月7日のオリックス戦で通算2000投球回とし、89人目であった。
涌井と、ソフトバンクの和田毅は通算1500奪三振も達成。和田が8月27日のロッテ戦で、今季限りで現役を引退する元チームメートの井口から1500個目を奪って51人目。9月24日の日本ハム戦で達成した涌井は52人目だった。
巨人の菅野智之がなし遂げた3試合連続完封勝利は2011年のダルビッシュ以来、セ・リーグでは1989年の斎藤雅樹以来28年ぶりのこと。6月11日の巨人戦で増井、6月30日の阪神戦でヤクルトの近藤一樹が、1球セーブを記録し、59、60人目(65、66度目)。楽天の松井裕樹が4月25日のロッテ戦で記録したイニング3者連続3球三振は、17人目(18度目)だった。
記録は、輝かしいものだけではない。涌井は5月12日の日本ハム戦(東京D)で1試合6本塁打を浴び、これはパ・リーグ新記録だった。プロ野球記録は1949年の川崎徳次(巨人)の8被弾。ソフトバンクの高橋純平は、デビュー戦となった4月14日のオリックス戦で先頭打者のT-岡田に本塁打を浴びた。初登板第1打者に被本塁打は72人目(パ38人目)だった。
また阪神・青柳晃洋が6月30日のヤクルト戦の5回に記録した1イニング3死球は10人目(セ4人目)、楽天の菅原秀が6月2日の中日戦で記録した1イニング3暴投はプロ野球タイ記録で15人目(パ9人目)と、あまり喜ばしくない記録も生まれた。
(Full-Count編集部)