5年ぶり復帰会見で見えた日本ハム鶴岡と栗山監督の師弟愛 一問一答
鶴岡「あらためて外から素晴らしいチームだなと思いました」
――外から見たファイターズはどう見えたか。
鶴岡「いやらしい野球をするチームでした。ホークスに移籍した時にホークスは巨大戦力で、この戦力にどうやって勝つんだろうとずっと見ていたんですけど、それに勝つのはファイターズしかいないなと思いました。ホークスの人はすべてファイターズをすごく意識していますし。自分がいたチームですけど、あらためて外から素晴らしいチームだなと思いました」
――栗山監督から『何が足りないんだ』と聞かれた時、どう答えたのか。
鶴岡「敵なので今は言えませんと言いました(笑)」
――何か思うものはあったか。
鶴岡「ファイターズは常に全力で戦うチームなので、1人でも全力で戦えない選手がいたらダメなんじゃないですかね、くらいのことは思っていました。でも『言えません』と言いましたけど」
――戻ってきて、あらためて自身が考える役割とは。
鶴岡「一番は自分がしっかりグラウンド上で全力でプレーして、しっかりとした結果を残す。あとはキャッチャーという役割なので、若いピッチャー、ベテランのピッチャーもいますけど、1つでも浮上するきっかけをあげれば、素晴らしくなるピッチャーがたくさんいるので。ちょっとでもいいので、自分が今まで経験したことを伝えられたらなと思います」
――受けてみたいピッチャーは。
鶴岡「対戦していて、どのピッチャーも素晴らしい球を投げていました。でも、特に有原投手。有原投手が15勝以上しないとチームの優勝はないと思いますので、彼の球を1回受けて、どういうピッチャーなのかなというのを早く知りたいですね」
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)