5年ぶり復帰会見で見えた日本ハム鶴岡と栗山監督の師弟愛 一問一答

日本ハムの入団会見に臨んだ鶴岡慎也と栗山英樹監督【写真:石川加奈子】
日本ハムの入団会見に臨んだ鶴岡慎也と栗山英樹監督【写真:石川加奈子】

栗山監督「ツル何とか帰って来てくれと思っていました」

 ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言していた鶴岡慎也捕手が18日、札幌市内のホテルで日本ハム入団会見を行った。

 5年ぶりの古巣復帰で、年俸3000万円プラス出来高での2年契約(金額は推定)。背番号は日本ハム時代に着けていた「22」に決まった。栗山英樹監督も同席した会見の主な一問一答は次の通り。

 
鶴岡「先程、北海道日本ハムファイターズさんからありがたい条件をいただき、合意させていただき、入団することになりました」

栗山監督「ファイターズは来年15年目を迎え、北海道に本当に愛されるチームになっていかなければいけないスタートの年だと思っています。もともとファイターズが弱いところから強くなっていく過程を全て知っている鶴岡選手。僕も一緒にやらせてもらいましたし、FAでチームを離れる時にぜひ帰ってきてもらいたいと思っていた選手なので、チーム全員で『ツル何とか帰って来てくれ』と思っていました。年内にこういう形で報告できて幸せですし、個人的にも帰ってきてくれてすごくうれしいので、来年一緒にいいチームを作っていきたいと思います。またよろしくお願いします」

――今の率直な気持ちを。

鶴岡「僕も11年ファイターズでやりましたが、FA選手をあまり獲得しないチームだと分かっていましたので、そういうチームからオファーをいただき、不思議な気持ちもありましたけど、僕の中でファイターズというチーム、北海道という土地は特別なものだったので、本当にうれしかったです」

――背番号「22」については。

鶴岡「22番でチームを出ていきましたので、また22という番号が、僕が帰って来る時に空いていた番号だったというのが何かの縁を感じますし、そういう番号を背負えることに幸せを感じています」

栗山監督「そんなに言葉は必要ないと思っていました」

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