「今後は球宴に出場しないかも」―スター右腕の発言が“波紋”「怪我の原因」
米メディアも注目「ストラスバーグが新たなトレンドを作り出すのかも」
そして、後半戦に入ると異変に気づいたという。「それまでは、(腕は)良い感覚だった。そして、オールスター戦以降、何かしっくりこない感覚だった。その時点でプライドを捨てて、こう言ったんだ、最終的にはそこ(DL)にいたい、とね。だから、無茶しても意味がなかった。その方向で解決できて良かった」。記事の中で、ストラスバーグはこのように明かしている。
この報道を受けて、NBCスポーツ(電子版)は「スティーブン・ストラスバーグが彼の肘の怪我のことでオールスターゲームを批判した」とのタイトルでレポート。「ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグは、今季の肘の怪我はマイアミでのオールスター期間中にルーティンを変えたことによるものだと考えているため、今後オールスターに出場しないかもしれないと発言した」と報じている。
記事の中では、ストラスバーグがDLから復帰後、防御率0.84と好成績をマークしたことを紹介。さらに、打者では過去に球宴のホームラン競争を辞退した選手も何人かいたことに言及している。その理由は、スイングが乱れることを嫌う、故障を防止する、といったものだったという。ただ、オールスターそのものを辞退することとは大きく違う。
「オールスターでそういったことは頻繁にあることではないが、ストラスバーグが新たなトレンドを作り出すのかもしれない」
「NBCスポーツ」はこう締めくくっているが、メジャーでは年に1試合しか行われないオールスターへの出場は、選手にとってステータスの1つ。真のスターたちによる真剣勝負が繰り広げられる、憧れの舞台だ。それだけに、今回のストラスバーグの発言には注目が“波紋”を呼んでいる。
(Full-Count編集部)