42歳上原に変わらぬ高評価、米紙が2年17億の契約予想「ダイナマイト・ガイ」
地元紙が特集、ダルビッシュはカブスと総額124億円の予想
MLBのストーブリーグはウインターリーグも終了し、FA選手の去就決着ややトレードも徐々に加熱の度を高めている。そんな中、地元メディアでは今季FAとなった選手50傑の最新版格付けを発表した。すでにエンゼルス移籍が決まった大谷翔平投手が日本人選手としては最上位の2位に選出される中、去就の注目されるダルビッシュ有投手、上原浩治投手とともに、NPBからメジャー移籍を目指す日本人右腕も堂々の選出を果たしている。
MLBのFA格付け最新版を発表したのは米メディア「デトロイト・ニュース」電子版。1位は今季途中にダイヤモンドバックスに移籍したスラッガーのJ・D・マルティネス外野手となったが、2位には大谷が選出されている。寸評では「彼は野球界のユニコーン。真の二刀流だ」と、その希少性が高く評価されている。
3位にはドジャースからFAとなったダルビッシュ有投手。ワールドシリーズでの炎上劇で価値が下がる可能性もあるとされながらも、ヤンキースの田中将大投手がオプトアウトしなかったFA市場での先発投手の兼ね合いから人気銘柄になると、記事では指摘。「間違えてはいけない、彼はエースだ」と右腕の実力を評価した上で、新天地候補をカブスとし、5年総額1億1000万ドル(約124億2400万円)のメガディールになると予想している。
36位にはマーリンズとマイナー契約を結んだ岩隈久志投手が選出されている一方、カブスから契約満了でFAとなった上原浩治投手は38位にランクインした。