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史上初5投手が60試合登板、球史に残る“泥試合”

〇鉄壁のリリーフ陣、史上初5投手が60試合登板

 救援陣の活躍が際立った今年の阪神。桑原が67試合、岩崎優が66試合、ドリス、マテオが63試合、高橋聡文は61試合に登板。5投手が60試合に登板したのはプロ野球史上初のことだった。チーム防御率はリーグトップの3.29。中継ぎ陣の踏ん張りが2位の原動力となった。

〇ドラ1ルーキー・大山が4番に座る

 今季ドラフト1位で入団した大山悠輔内野手は9月1日の中日戦(甲子園)で「4番・一塁」でスタメン出場。阪神の新人がスタメンで4番に起用されるのは1964年の富恵一氏以来、53年ぶりのことだった。今季は75試合に出場し打率.237、7本塁打、38打点を記録した。

〇CSで見せた球史に残る“泥試合”

 10月15日、甲子園で行われたクライマックスシリーズ第1ステージ第2戦。試合は雨のため1時間以上遅れて開始されたが、内野グラウンドは水たまりができ、田んぼ状態。阪神、DeNA両軍ともユニホームを泥だらけにしながら戦い抜いた。結果は6-13で阪神が敗戦。翌日も連敗し、CS第1ステージで敗退した。

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