則本が新記録、DeNA戦力外右腕は驚異の好投…楽天の2017年10大ニュース
ドラフト9位高梨らルーキーが活躍
○則本、岸、美馬でCS3連敗
3位で進んだクライマックスシリーズ。西武とのファーストステージで初戦を落とした後に連勝し、ファイナルステージに進出。ソフトバンクとのファイナルステージでも塩見、辛島が先発した1戦目、2戦目に連勝し、日本シリーズ進出を期待させたが、第3戦をエース則本で落とすと暗転。岸の第4戦、美馬の第5戦にも敗れ、まさかの3連敗で敗退した。
○ルーキーたちの奮闘
今季の楽天はルーキーたちの活躍も目立った。シーズンを通して活躍したのは、ドラフト9位の高梨雄平投手。左サイドスローの高梨は対左打者キラーとして今季46試合に登板した。ドラフト5位の森原康平投手は開幕から1軍に入り、セットアッパーも務めた。フル回転した疲労の影響もあり、終盤に状態を落としたが、こちらも1年目で42試合に投げた。ドラフト4位の菅原秀投手も29試合に登板。ドラフト1位の藤平尚真投手は6月に1軍初登板を果たすと、2度の大型連敗を止める連敗ストッパーとなった。
○松井稼頭央退団
アストロズから2011年に楽天入りした松井稼頭央。チームの精神的支柱として2013年には球団初の日本一に貢献した。今季はNPB通算200本塁打を達成したが、44試合出場に止まった。球団からコーチ就任を打診されたが、現役続行の意思を示して退団。来季は選手兼テクニカルコーチとして、15年ぶりに古巣の西武へ復帰することになった。
(Full-Count編集部)