イチローの新たな“名言“に!? 「売れ残った大きな犬」発言に米で注目集まる
イチロー杯での大会長あいさつ、米紙選出の今週の“名言“ランク2位に
マーリンズからFAとなったイチロー外野手の新たな“名言“が、米メディアから注目を浴びている。毎年恒例となっているイチロー杯での大会長あいさつが、「スポーツ界の言葉」第2位に選出された。
イチローは、今月23日に故郷の愛知県西春日井郡豊山町の社会教育センターで開催された「第22回イチロー杯争奪学童軟式野球」の閉会式に出席。大会長あいさつは、初めて同大会で3位以内に入ったチームの選手から質問を受けつける質疑応答形式となり、そこで「日本球界復帰の可能性はありますか?」とド直球の質問をぶつけられた。
珍しく困惑したイチローは「えーっとですね……ややこしいこと聞くなぁ」「ゼロじゃない限りは可能性は残るんだけども…ややこしいな」と話し、笑いを誘いながらも、「もちろん野球選手として来年もやりたい」と意欲を見せた。そして、自身の状況については「3年前も同じような感じだったんだけど、ペットショップで売れ残った大きな犬みたい」と表現して、再び笑いを誘った。
この発言は、日本だけではなく米国でも多くのメディアに取り上げられることに。イチローの去就への注目度の高さがうかがえる。そして、米全国紙「USAトゥデイ」は「今週のスポーツ界の言葉」トップ10で、「I feel like a big dog at a pet shop that hasn’t been sold. Of course, I want to play baseball next year.」と英語に訳されたこの文章を2位に選出した。
イチローの去就決定は年明け、遅ければキャンプイン後になる可能性もある。ここにきて、メキシカンリーグのペリコス・デ・プエブラが獲得に動いていると地元紙「エル・ソル・デ・プエブラ」が報じるなど、仰天のニュースも出てきた。44歳の新天地はどこになるのだろうか。
(Full-Count編集部)