イースタン本塁打王、大砲“おにぎり君”も 日本ハム2018年期待の若手は?
昨年ドラフト1位の堀は稲葉ジャパンのメンバーにも選出
○堀瑞輝投手
2016年のドラフト1位で広島新庄高から日本ハムに入団した左腕。ルーキーイヤーの昨季、イースタンリーグで11試合に投げて3勝1敗、防御率1.98の好成績をマーク。8月9日の楽天戦で1軍デビューを果たすと、9月29日の楽天戦ではプロ初先発。オフに行われた「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ」の侍ジャパンでは高卒新人で唯一選出された。投げっぷりの良さが際立つイキのいい投手で、2018年は1軍の一角に食い込んできてほしい投手だ。
○横尾俊建内野手
日大三高、慶應大を経て2015年のドラフト6位で入団し、今季が3年目となる大砲候補。1年目の2016年に1軍デビューを果たすと、昨季は主に終盤戦でスタメン起用され、50試合に出場して7本の本塁打を放った。打率.239とバッティングに粗さはあるものの、そのパンチ力は大きな武器。長距離砲でありながらも、二塁を守れるというのも魅力だ。ファンの間では「おにぎりくん」の愛称で認知されてきている。昨季後半の活躍を見ると、今季の飛躍に期待したくなる1人である。
○森山恵佑外野手
こちらも横尾と並び注目のスラッガー候補。星稜高、専修大と渡り歩き、2016年のドラフト4位で日本ハムに加わったばかりで、2018年が2年目となる。ルーキーイヤーの4月11日、ソフトバンク戦で1軍デビューを飾り、翌日には初先発も果たしたが、ノーヒット。1軍では5試合出場、11打数無安打に終わったものの、イースタンリーグでは364打数85安打18本塁打57打点でイースタンリーグの本塁打王に輝いた。こちらもファーム打率.235と荒削りながら、パンチ力は魅力。大谷が抜ける打線で新たな長距離砲となる可能性を秘めている。
(Full-Count編集部)