元エンゼルス「17」外野手が「OHTANI」Tシャツで歓迎「待ちきれない!」

来季、メジャーでの活躍が期待される大谷翔平【写真:石川加奈子】
来季、メジャーでの活躍が期待される大谷翔平【写真:石川加奈子】

2002年世界一戦士アースタッド氏が自身のツイッターで写真公開

 2002年にエンゼルスで背番号「17」をつけ、ワールドシリーズ優勝を果たした元外野手ダリン・アースタッド氏が、今季から背番号を継承する大谷翔平投手を大歓迎した。アースタッド氏は3日(日本時間4日)に自身のツイッターを更新。「OHTANI 17」とプリントされたエンゼルスの真っ赤なTシャツを身にまとった写真を公開し、「シャツのサイズが合わないけど、開幕が待ちきれない!」と伝えている。

 メジャーの先輩から少し変わった歓迎を受けた。現在、母校ネブラスカ大学野球部の監督をしているアースタッド氏は、1995年ドラフト1巡目(全体1位)でエンゼルス入りした外野手。1996年にメジャーデビューを果たして以来、走攻守3拍子揃った外野手として大活躍した。2000年には240安打を放って最多安打賞を記録。2002年には不動のセンターとしてエンゼルスの世界一に貢献した。ホワイトソックス、アストロズを経て2009年オフに引退するまで、メジャー14年で1654試合に出場し、通算打率.282、124本塁打、699打点、179盗塁を記録。オールスターに2度、ゴールドグラブ賞に3度、シルバースラッガー賞に1度選出された。

 入団当初は背番号「27」をつけていたが、1999年に「17」に変更すると2007年まで同じ番号を貫いた。長年のエンゼルスファンにとっては、アースタッド=17の印象は強いだろう。

 ツイッターでは、少しサイズが小さめのエンゼルスTシャツを着た、鍛え上げられたアースタッド氏が「OHTANI 17」とプリントされた背中を見せる写真を披露。「俺の背番号を見てくれ。彼(大谷)が俺ほど二塁ベースに転げ込まないことを願っているよ! シャツのサイズが合わないけど、開幕が待ちきれない!」と、ジョークを交えながら大谷の背番号“継承”を喜んだ。

 現在は母校で大学生の指導に当たっているアースタッド氏。ネブラスカからアナハイムに向かって、大きなエールを送っている。

【画像】エンゼルス「17」の先輩も歓迎…アースタッド氏が公開した「OHTANI」Tシャツ姿が話題に

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