2019年に日本でメジャー開幕戦開催か…アスレチックスが候補と地元報道
対戦相手の筆頭候補はエンゼルス、大谷の“凱旋”登板なるか
2012年を最後に遠ざかっていたメジャー公式戦の日本開催が、来年2019年の春にも予定されていることが分かった。米テレビ局「NBCスポーツ・ベイエリア」公式サイトによれば、2019年メジャー開幕戦の日本開催に参加するチームの候補としてアスレチックスが打診を受けているという。アスレチックスは、大谷翔平投手が契約したエンゼルスと同じア・リーグ西地区に所属するだけに、対戦相手の候補としてエンゼルスが有力候補と目されているようだ。
野球の国際化を推進したいMLB機構は、メジャー球団が拠点を置くアメリカ合衆国とカナダ以外の国や地域で、これまで数多くの公式戦を開催してきた。日本では、2000年にカブスVSメッツ、2004年にヤンキースVSデビルレイズ(現レイズ)、2008年にレッドソックスVSアスレチックス、2012年にマリナーズVSアスレチックスと、4度シーズン開幕シリーズが開催されてきた。
記事によれば、アスレチックスは今春にオープン戦の一環としてメキシコ遠征をする予定だったが、現地の球場建設が間に合わないため実現せず。2019年春に再度遠征が検討されるという。加えて、2019年のシリーズ開幕戦の日本開催を打診されているそうだ。アスレチックスは2008年と2012年にも日本で開幕戦を迎えているが、「チームは2度の経験について高い手応えを得た上に、本拠地コロシアムで試合を開催するより高額の収益を得られた」と日本行きに前向きだという。
これまで2004年にはヤンキース松井秀喜、2008年にはレッドソックス松坂大輔、岡島秀樹、2012年にはマリナーズのイチロー、岩隈久志、川崎宗則と、日本人選手が“凱旋”するケースが多い。アスレチックスと同地区のエンゼルスには大谷翔平投手が加入したばかりであることを考えると、2019年の開幕戦日本開催が実現すれば「エンゼルスが自然な選択肢」だと結論付けている。メジャー移籍から1年経った大谷の姿が日本で見られるとなれば、大きな盛り上がりを見せることは間違いないだろう。
(Full-Count編集部)