壁面よじ登り、前方回転…2000年代MLBを沸かせた中堅4選手の捕球がスゴい
元楽天のAJも登場、ゴールドグラブ賞10度受賞の名手
アダム・ジョーンズ、ジョージ・スプリンガー、マイク・トラウト…現在のメジャーには守備で魅せる中堅手が数多くひしめく。インディアンスからフリーエージェント(FA)となっているオースティン・ジャクソンが、昨季レッドソックス戦で見せた超美技、ブルペン飛び込みジャンピングキャッチは、記憶に新しいところだろう。近年では選手のアスリート化が進み、身体能力の高さをうかがわせるプレーが随所に飛び出すが、華麗な守備でファンを沸かせたのは昔も同じ。MLB公式インスタグラムでは、2000年代に大活躍した中堅手4人の代表的な美技の映像を「どのセンターが最高の名手?」と題して公開。往年の名手のファインプレーに、ファンから感嘆の声が集まっている。
登場する4人の中堅手は、元楽天でブレーブスでも活躍したアンドリュー・ジョーンズ、元マリナーズの殿堂選手ケン・グリフィーJr.、元ツインズのトリイ・ハンター、元エンゼルスのジム・エドモンズだ。2000年代の同時期に活躍した4人は、いずれも守備の名手。映像の中で、ジョーンズは中堅フェンスによじ登ってキャッチ、グリフィーJr.はフェンス際でジャンプしてグラブを柵越えさせながら本塁打強奪キャッチ、ハンターは左中間に飛び込んで前方宙返りをしながらキャッチ、エドモンズはフェンス際の打球を背走キャッチと、それぞれを代表するファインプレーを見せている。
コメント欄では、ファンが「エドモンズ」「ハンター」「ジュニア(グリフィー)」「ジョーンズ」と思い思いに“投票”。人気の高いグリフィーJr.がややリードしているように思えるが、ゴールドグラブ賞を10度受賞した元楽天のAJを推す声も多かった。
いつ見ても色褪せないファインプレーの数々が、今季もまたメジャー30球場を舞台に誕生することだろう。