エンゼルス大谷が自主トレ公開 新天地で見据える飛躍、WS制覇の力に
メジャーでも「5年間取り組んできたこと」を継続
「和製ベーブルース」が新天地で迎える新シーズンへ本格始動した。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(23)が5日、日本ハムの鎌ケ谷グラウンドで自主トレを公開した。
昨年12月にエンゼルスと契約した二刀流右腕は年末年始に地元の岩手に帰省。この日は午前10時過ぎからキャッチボールやマシン打撃などをこなし、その後、囲み取材に応じた。
「実家に帰ってゆっくりできた」という大谷は母校・花巻東のグラウンドも訪れたそうで、「懐かしかった。(想い出は)練習ですかね」。「エンゼルスもそうですが、各球団ワールドシリーズで勝つことが目標。その力に少しでもなれたら。継続して5年間取り組んできたことをさらにやっていく。まずは(メジャーに)どういう風に入っていけるかが大事。開幕の意識はない。キャンプから勝負。勝ち取る立場なので」と謙虚に語った。
「バランスの中で(体重も)増やせれば」とメジャー仕様の身体作りも視野にある。2月の渡米時期は未定という右腕は「毎年、毎年やることは同じ。環境が変わっても継続出来ることが大事」と話した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)