ホークス和田、北京五輪監督の星野氏の訃報に沈痛「偉大」「懐広い方」
北京五輪代表の恩師の訃報、「今でも信じられない」
楽天の星野仙一取締役副会長が死去したことを受け、ソフトバンクの和田毅投手は「今朝ニュースで見ましたが、すごくビックリして言葉が出てこなかったです。今でも信じられないというのが1番ですね」と語った。
この日、福岡・筑後市のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で自主トレを公開した和田。星野氏とは北京五輪で監督と選手という関係でともに戦っており、「熱い方ですし、その中で優しさというのを感じた方でした。選手のことをすごく大切に思って接してくださていた。あの時からより一層偉大さを感じましたし、懐の広い方だと感じました。招集するときに、選手各々に手紙を出してくださり、尊敬する方の1人でした」と語った。
2017年の夏に星野氏が、ソフトバンクのファーム施設を視察に訪れた際に、左腕は左肘手術からのリハビリ中だった。挨拶をし、言葉を交わしたという。「『楽天にもこういうのを作りたいんや』と仰っていました。元気そうに話をされていたので……」と、早すぎる訃報に、沈痛な表情だった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)