楽天2年目右腕、昨秋に星野さんから激励 「結果を残して天国に届けたい」
楽天・菅原「星野さんの気持ちも背負って」2年目の飛躍誓う
楽天の星野仙一取締役副会長の訃報を受け、若手選手たちも哀悼の意を表した。同日、千葉市内で行われた「パワプロチャンピオンシップス2017 全国決勝大会」に各球団の選手がゲストで参加。2016年のドラフト4位で楽天に入団した菅原秀投手は「結果を残して天国の星野さんに届けたい」と2年目の飛躍を誓った。
昨季、大阪体育大から入団した23歳の右腕は1年目に29登板し、プロ初勝利を記録。1勝0敗1ホールド、防御率5.02でルーキーイヤーを終えた。その後、岡山・倉敷での秋季キャンプで星野氏から「今年はよく頑張ってくれた。来年もまた頑張ってくれ」と声をかけられたという。
この日の訃報を受け、菅原はショックを受けながらも、「星野さんの気持ちも背負い、結果を残して天国の星野さんに届けたい」と語った。
また明大の後輩にあたるオリックスの山崎福也投手も「大学の先輩で、尊敬している偉大な大先輩なので、悲しいの一言しかありません」と哀悼の意を表し、「何度かお会いして、挨拶させていただきました。『頑張れよ』と言ってもらいました」と思い出を語った。
(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)