「見たことない球」「やっぱり凄い」ホークスの新人を驚愕させた投手とは?
ドラ1吉住、ドラ2高橋ら4投手がファーム施設で練習、10日から新人合同自主トレがスタート
ソフトバンクのドラフト1位ルーキー・吉住晴斗投手(鶴岡東高)、同2位・高橋礼投手(専修大)、同4位・椎野新投手(国士舘大)、育成6位・渡辺雄大投手(新潟アルビレックス)の4投手が9日、福岡・筑後市内のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で軽めの練習を行った。前日8日までに選手寮に入寮を済ませていた4人は10日から始まる新人合同自主トレに備え、ランニングやキャッチボールなどを行い、体を動かした。
プロ生活をスタートさせたばかりの原石たち。そんな若鷹たちの視線を釘付けにした男がいた。今や球界を代表する投手となった千賀滉大投手。現在、ファーム施設で自主トレに励む右腕がキャッチボールを始めると、新人たちはその姿に見入った。途中からは、この日自主トレを公開した甲斐拓也捕手がキャッチボールに加わり、座ってボールを受ける場面もあった。
チームだけでなく、侍ジャパンのメンバーとしてWBCでも活躍した千賀のボールを目の当たりにし、ルーキーたちも衝撃を受けたようで、アンダースローが武器の高橋は「千賀投手のボールを見て、やっぱりスゲエな、と。力を入れている感じはしないのに、ボールは凄く来ている。練習しに来て良かったと思いました」。高卒ドラ1で身体能力の高さが売りの吉住は「見たことのないボールでした。今まで見てきたボールとは違いました」と驚いていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)