打撃フォームは元ホークスのバティスタ!? 1歳10か月の“神スイング”が凄い
豪快なスイングで鮮烈な打球、納得の打撃にはグータッチ
日本ハムのドラ1ルーキー・清宮幸太郎内野手は、リトルリーグ世界一に輝いた13歳の頃から規格外のプレーで“天才”と注目を集めた。天才卓球少女、天才少年棋士…さまざまなジャンルで“天才”と呼ばれる子供たちが出現しているが、2歳に満たない幼児で“天才”と呼ばれるケースは少ないだろう。だが、アメリカに文句の付けようがない“天才野球少年”が現れた。1歳10か月の男の子が披露する驚異のバッティング映像を、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が伝えている。
元マイナー選手・コリー・ウィリグの息子アッシャー君は、2016年3月6日生まれの男の子。父の野球に対する愛が遺伝したのか、まだ1歳に満たないうちから野球ボールを手に持って眠りについていたという。そのアッシャー君、1歳を過ぎた頃にはヨチヨチ歩きのまま、おもちゃのバットで投げられたビーチボールをヒット。1歳10か月を迎える頃には、野球の室内練習場で金属バットを持って置きティー練習に臨み、強烈な打球で動画撮影する父を直撃する、巧みなバットコントロールまで披露した。
さらに新年からはプラスチック製のボールを使ってティー打撃も開始。乾いた音を響かせて鋭い打球が飛に、ボールを上げてくれる父に「グッジョブ」と声を掛けられると得意気にグータッチをしてみせた。
まだ1歳10か月のアッシャー君だが、バッティングフォームは大人顔負け。記事では、2005年にソフトバンクでプレーしたメジャー通算221本塁打の強打者、トニー・バティスタの打撃にそっくりだと絶賛している。
バットでボールを捉えるだけではなく、力強く振り切る“神スイング”を持つアッシャー君。この“超若手有望株”がドラフトに掛かるのは、高校からプロ入りするとしても2034年のことだとか。どんな野球選手に成長するのか。ここからが楽しみだ。