ソフトバンクのドラ3増田の一風変わった“野望” 新興メーカーを全国区に
グラブには「blueeq」のロゴ、プロ野球では用具提供1号の選手に
そんな増田の左手にはめられていたグラブ、そして、バットに、思わず気を取られた。ミズノやアンダーアーマー、ZETTにSSKにナイキ、アディダス……。数多の野球用品メーカーがある中で、見慣れない“謎”のロゴが記されていた。
「blueeq」
「ブルイク」というブランドらしい。もともとはスタンドアップパドルボード(SUP)用製品のメーカーだったが、新たに野球用具も手がけるようになった。高校時代にお世話になっていたメーカーの人間が退職し、このブランドを手がけることになったことから、用具提供を受けることになったという。
「自分が活躍することで、このメーカーの野球用具の人気も広まっていくと思うので、その大黒柱になれるように、そういう選手目指して頑張ります」。増田曰く、プロ選手で使用するのは第1号とのことで、胸には大きな“野望”も秘めていた。
ルーキーイヤーとなる2018年を「チャンスを逃さない1年にしたいですね。2軍、3軍ではチャンスをいただけると思うので、そのチャンスをしっかり逃さないようにしたいです。来年、再来年には首脳陣の方に1軍で使ってみたいなと思ってもらえるような、そういう実りのある1年にしたいなと思って頑張りたいと思います」と語った増田。そのキャラクターはファン受けもしそうで、ぜひ注目していってもらいたい。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)