3000本&500発パルメイロが53歳でMLB復帰熱望「まだできる」「日本に行くかも」
パルメイロ氏がメジャー復帰へ自信「まだ自分はできると思う」
メジャー史上4人目の通算3000本安打&500本塁打を記録した往年の名手ラファエル・パルメイロ氏が53歳にして現役復帰を検討していることを米メディアで語った。
1986年にカブスでデビューしたパルメイロ氏は2005年にオリオールズでプレーしたのを最後にメジャーの舞台から遠ざかっている。しかし53歳は今年に入りメジャー復帰の意思があることを表明。MLBネットワークの番組で「まだ自分はできると思う」と話し、「昔に比べて速球派が増えた気がするけど、かつての自分も速球には自信があった。野球自体は変わらないはずだ」と自信をにじませた。
ただ、復帰のメドはついておらず、「オファーは…まだないね。日本に行くことになるかもね」と冗談めかした。
キューバ出身のパルメイロはメジャー計5球団で通算2831試合に出場。3020安打、569本塁打、1835打点、打率.288を記録し、オールスターにも4度出場している。ただ、禁止薬物使用による出場停止もあり、米野球殿堂入りは逃した。また2015年にはアメリカの独立リーグ・アトランティック・リーグのシュガーランド・スターキーズと契約し、10年ぶりに現役復帰を果たした。
日本ではメジャー通算555本塁打を誇るマニー・ラミレス外野手が昨年、44歳で独立リーグの四国アイランドリーグplus・高知ファイティングドッグスと契約しているが、パルメイロはそれを大きく上回る53歳で今年9月に54歳を迎える。果たしてメジャー3000本打者は再び打席に立つのだろうか。