ヤンキースのダル獲り加速? アストロズがコール獲得で…NY紙「扉が開く」
ヤンキースGMは絶賛、ダルビッシュはヤンキースからのオファー認める
同紙は「アストロズは狙ったいた『一流』投手としてコールの獲得に成功したことで、おそらくダルビッシュ獲得競争からは抜けることになるだろう」と指摘。米全国紙「USAトゥデイ」の名物記者ボブ・ナイチンゲール氏もツイッターで「当然ながら、アストロズはFA市場でのダルビッシュとアリエッタの獲得候補から外れることになる」と分析している。移籍先候補は「5分の1」となり、その中の1つであるヤンキースはコールを逃したことから、争奪戦でさらに活発な動きを見せる可能性もある。
「ニューズデイ」は、ダルビッシュがワールドシリーズで投球のクセを見抜かれ、炎上したことにも言及。一方、獲得を狙っている球団は修正可能な問題だと捉えており、ブライアン・キャッシュマンGMがラジオ番組でダルビッシュについて「彼は確かに凄まじいピッチャーだ」「ユニークな才能の持ち主だ。このマーケットで獲得できる第一線の先発投手だ」などと絶賛したことも紹介。同GMが獲得を検討していると明言したことにも触れている。
ヤンキースとダルビッシュについては先日、ESPNラジオで番組ホストを務めるマイケル・ケイ氏が「ヤンキースはダルビッシュに7年1億6000万ドル(約177億6500万円)のオファーを出したが、48時間以内に受諾の返答をしなかったので撤回した」とレポート。ダルビッシュがいったんはオファーはまだないとツイッターで否定しながら、すぐ後に実際にオファーはあったものの、金額が正しくないということだったと、自身のツイートを訂正したという経緯もある。メジャー随一の名門でダルビッシュと田中将大投手が先発ローテーションに揃う可能性はあるのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)