MLB公式サイト「イチローは日本に戻るかも」 MLB残留へ、候補は「6球団」
FA市場冷え込みで交渉難航も…代理人はNPB復帰を「考えたくはない」
昨季限りでマーリンズとの契約が満了し、FAとなったイチロー外野手。現在新天地を探しているが、背番号51と契約するジョン・ボッグス代理人がMLB公式サイトに登場し、歴史的な冷え込みを見せているFA市場の動きの鈍さに悪戦苦闘していることを告白した。
「私はこのこと(NPB復帰)について考えたくはない。日は過ぎて行くけれど、私は彼がどんな球団にとっても凄まじい資産になることに誰かが気づいてくれるという希望を持ち続けている」
「MLBのオファーがなければ、イチローは日本に戻るかもしれない」とのタイトルがつけられた記事の中で、ボッグス氏はこう語っている。
今季のFA市場は選手の動きが遅く、ダルビッシュ有投手、ジェイク・アリエッタ投手という目玉選手の移籍先も未だ決まらず。外野手も同じ状況で、FA屈指の実力者がマーケットに残っている。メッツがジェイ・ブルース外野手と契約したものの、J・D・マルティネス外野手、ロレンゾ・ケイン外野手、カルロス・ゴンザレス外野手もまだ未契約だ。
「(FA市場の)最初はマリナーズは彼を復帰させるだろうと、大きな希望を持っていた。クラブの(移籍市場での)動きがもっと活発になることを祈っている。多くの外野手はまだ未契約であることも理解している」
ボックス氏はイチローの古巣復帰の望みを抱いていたというが、そのシナリオは実現していない。