斎藤佑、堂林、高橋周平… 今季こそ飛躍期待、正念場を迎える選手たち
斎藤は正念場、同級生大石も期待は大きい
プロ野球も2月1日のキャンプイン間近。ルーキー、若手選手たちは絶好のアピールの機会を今や遅しと心待ちにしていることだろう。
一方で、レギュラーが確約されていない中堅、ベテランにとっても存在感を発揮する大事な舞台。今季こそ……、今季ダメなら……。ブレイクを期待されながら、なかなか殻を破れない選手たちもいる。ここではそんな正念場を迎えている主な選手をピックアップした。
〇日本ハム・斎藤佑樹投手
2017:6試合1勝3敗 防御率6.75
NPB通算(7年)74試合15勝23敗 防御率4.24
昨年は2年ぶりの勝利を挙げたもののわずか1勝止まり。入団から2年間で11勝を挙げ、まずまずの滑り出しを見せたが、ここ5シーズンでわずか4勝では厳しい。“甲子園のアイドル”佑ちゃんももう29歳。注目度は相変わらず高く、周囲の目も厳しい。動くボールの割合を増やすなど、試行錯誤の跡はうかがえる。30歳のシーズン。まさに正念場だ。
〇西武・大石達也投手
2017:20試合2勝0敗4ホールド 防御率0.93
NPB通算(7年):120試合4勝6敗8セーブ10ホールド 防御率3.19
早大時代の斎藤佑樹の同級生。昨年は中継ぎとしてまずまずの成績を残したが、相変わらず故障がち。5月に首痛。一度は復帰したが、7月に右肩の違和感で登録抹消された後は登板機会がなかった。6球団競合ドラ1の期待に応えられているとは言い難い。今季こその期待はファン、球団共に非常に高い。