ドラフト候補揃える大阪桐蔭 史上3度目の春連覇&大阪勢11度目Vなるか
ドラフト候補が多数、西谷監督は甲子園通算44勝9敗
今夏に記念すべき第100回大会を迎える全国高等学校野球選手権大会。今年は選抜高等学校野球大会も第90回と節目を迎え、春夏ともに大きな盛り上がりが予想される。都道府県別の優勝回数は、春の選抜では大阪、愛知が最多タイで10回。夏の選手権では12回優勝の大阪が単独トップに立っている。今春の選抜で大阪勢が優勝を成し遂げると、春、夏の両大会で大阪がトップに立つことになる。
その中でも大きな期待がかかるのは、昨秋の近畿大会を制し、秋の高校日本一を決める明治神宮大会でベスト4入りした昨春の選抜覇者・大阪桐蔭だ。
史上3度目の春連覇を視野に入れる名将・西谷浩一監督の下、走攻守の三拍子が揃い、投手もこなす二刀流の4番・根尾昂内野手、50メートル5秒7の俊足と強打を武器とし日本代表の1番も務めた藤原恭大外野手、昨夏のマウンドを経験しているエース右腕・柿木蓮投手、チームNO1のポテンシャルを秘める190センチの長身左腕・横川凱投投手ら、今秋のドラフト候補が数多く名を連ねている。
西谷監督はこれまでチームを春夏通算で14回も甲子園に導き、5度の全国制覇(春2回、夏3回)を経験。監督通算44勝9敗(春18勝5敗、夏26勝4敗)と圧倒的な数字を残している。現在のプロ野球にも、中田翔(日本ハム)、西岡剛(阪神)、藤浪晋太郎(阪神)、中村剛也(西武)、浅村栄斗(西武)、森友哉(西武)ら球界を代表する選手を輩出している。
果たして西谷監督は史上3度目の春連覇を成し遂げ、大阪を“最強の地”とするのか。注目の第90回記念大会に出場する36校は、1月26日に発表される。
(Full-Count編集部)