オリックス新助っ人、困ったら「マシソンに連絡」 葛藤の末に日本行き決断
アルバース「心を鬼にして賢明な選択をする時だってある」
左腕は「改めてだけど、今回の決断は難しいものだった。しかし同時に、心を鬼にして賢明な選択をする時だってある。今回日本でプレーするチャンスを逃したら、将来、後悔することになってしまうと感じたんだ」と決断の心境を語っている。
昨年は制球力が向上し、「過去何年かよりホームベースの両端を効率的に使えていた感覚があった」と振り返っている左腕。オリックスに合流するにあたり、日本の野球を勉強する意欲も見せており、昨年のWBCカナダ代表でチームメイトだった巨人のマシソンにも連絡を取ることを明かしたという。
「シーズン通して頻繁に彼と話すつもりだよ。問題が起きたら彼が答えを教えてくれることを望んでいるよ」。左腕は記事の中でそう語っている。
すでに韓国でアジアの野球を経験し、マイナーでも複数の球団を渡り歩いてきた苦労人。31歳を過ぎてキャリア最高の成績を記録した左腕は日本球界でブレイクできるか。オリックスでの飛躍が期待される。