巨人の「8」、広島の「1」 チームの顔「1桁背番号」の“空席”事情
巨人「8」の空き番は実に68年ぶり、阪神は大和移籍で「0」が空きに
◯阪神 「0」
2011年から昨季まで7年間「0」をつけた大和がFAでDeNAに移籍し今季は空き番。過去には長嶋清幸(1994~97年)、中村豊(2003~07年)ら外野手が背負うイメージが強い。昨季は空き番だった「4」はドラフト3位ルーキーの熊谷敬宥(立大)が背負う。
◯DeNA 「0」
「0」は2009年から昨季まで山崎憲晴(現阪神)が背負ったが今季は空き番。過去には万永貴司(1994~2006年)や、石井琢朗が1993年の1年だけつけたことも。ここ2年空き番だった「8」はドラフト2位の神里和毅が、昨季途中に日本ハムへ移籍した黒羽根利規がつけていた「9」はFAで新加入の大和が背負う。
◯巨人 「8」
2013年から4年間つけた片岡治大が引退し、「8」が空き番。過去には高田繁(1968~80年)、原辰徳(1981~95年)、仁志敏久(1996~2006年)、谷佳知(2007~13年)らそうそうたる名選手がつけた。「8」が空くのは1950年シーズン以来、実に68年ぶり。次につける選手に注目が集まる。王貞治の「1」、長嶋茂雄の「3」、黒沢俊夫の「4」が永久欠番となっている。
◯中日 「7」
引退した森野将彦がつけていた「7」が空いた。ファンの記憶に刻まれているのは宇野勝(1979~92年)か。珍プレーでもおなじみだが、通算338発の強打者だった。
◯ヤクルト 「6」「7」
「6」は守備の名手のイメージが強い。79~90年までは水谷新太郎、95~13年までは宮本慎也がつけたが、14年以降は空き番号。今季宮本氏がヘッドコーチとして入閣。自身の後継者を育てられるか。「7」も田中浩康(2005~16年)のDeNA移籍以降は空き。
(Full-Count編集部)